とりあえずご報告

昨日、ネパールより生還しました。家を出た瞬間からトラブル発生でどーなることかと思いましたが、どうにかなるもんですね。良くも悪くも紆余曲折に富んだ旅行でした。おかげさまで、初めて海外を1人旅した雲南以来の心に残る旅となりました。今まで訪ねた中で最西端の国、しかもヒンズー教ってまったく馴染みがないし興味もないので、正直、カルチャーショックが大きかったです。地震原発の問題があったせいか、経済と生活のあり方について考えてみるのだけれど、おつむが足りないのと、目の前のトラブル回避に必死で結論など出るわけなし。ぐじゃぐじゃ考えても自然の前では無力なんですよ。レットイットビー。とはいうものの、面白かったネタだけでも書き連ねておきたいので、それは写真をスキャンしながらぼちぼち書いていきたいです。
旅行以外に、記録しとかなあかんネタもてんこもりなので、5月は整理月間にしないとだな。

あと、英語ですよ。英語。中学校から大嫌いな科目ナンバーワン英語(てか外国語全般)
今回、旅で出会った素敵なインド人と会話したいのに「This is A pen」レベルの英語ではどうにもならず、悔しい思いをしました。ちょっと、英語どうにかせんとあかんのではないか?彼はネパールからチベットに行き、シルクロードを回り雲南に入るらしい。期間は未定。次どこかであえるときまでにせめて高校受験レベルまでにはアップさせたい。てか、自分の押しと詰めの甘さと気の弱さも腹立つわー。その他、もろもろと悔しい思いをしたこともって、ガッチガチに錆付いた英語学習スイッチがオンになった気がする。もともとコミュニケーション好きな体質じゃないのですが、仕方ないかもね。はあ。縁は異なもの、ワールドワイドストーカーnortronでした。

アンナプルナ

史上最高の中華食堂

お店で料理を食べてここまで感動したのは初めてです。バイトでプロの料理人に間近に接しているから、飲食に対する見方が変わってきたこともあると思う。
京都郊外の中華食堂なんです。店構えは普通の街の中華屋さん。にもかかわらず開店と同時に入れ替わり立ち替わりお客さんが訪れます。今回は「中国ゆかりの人が多いので、現地並みに辛くてクセのあるものを」お願いしました。結果、ほとんどがメニューにない、店長の心づくし。まだ若くてチャレンジ精神に満ち溢れたこのお店は、未知数の伸びしろがあります。本場の味を日本人の感性で完璧にリビルドされています。そして、高級レストランではなく、代々地元で愛され続けている自分のお店でやってのけることがすごいのです。お店にね、暖かさがあるんですよ。厨房か活気にあふれて、スタッフが一丸となってまわし続けています。

後日、コース料理のメニューをもらってきました。店長の一言「まだまだ勉強不足です!みなさんに教えてもらいながら日々精進します!」。あまりにも私たちが料理出るたびに狂喜乱舞してたので、とてもうれしかったみたいです。今回は第一回目なので控えめにしたようなので、次回はもっとすごいことになるかもしれませんよ。

<菜谱>

  1. 凉菜六团小?子/前菜六種類盛り
    • 四川名物よだれ鶏
    • 牛ハチの巣・スネ肉の四川冷菜
    • 四川伝統の干し肉と白菜甘酢
    • 牛ほほ肉の四川スパイス煮
    • 鴨のタンの老四川炒め
    • くらげの冷菜
  2. 花生豆鸡腿堡汤/鶏肉とピーナッツの蒸しスープ
  3. 鲜双椒烤羊排骨/四川の新鮮な朝天唐辛子・山椒を使った羊のロースト、新じゃがと共に
  4. 太鹏特制小笼包/特製ショウロンポー
  5. 虾酱炒香油麦菜/香港A菜の自家製海老味噌炒め
  6. 成都式鱼香肉絲/四川省成都式色々野菜の豚肉炒め
  7. 茉莉花香木桶饭/ジャスミンライス
  8. 爽口川洗澡泡菜/中国風ピクルス
  9. 今天的饭后甜品(杏仁豆腐・樱花冰淇淋)/今日のデザート(杏仁豆腐・さくらのアイス)
  10. 云南七子普耳茶/プーアール茶

みんなでわいわいと中華料理を囲むって楽しいね。至らぬ幹事でしたが、参加者のみなさまに感謝感謝。喜んでもらえたかしら。

そして、久々にピンイン入力して、ここまで1時間かかりました。中国語がぜんぜんわかんねーべさー。

連絡ごと

311
東日本の方々が心と身体を落ちつけられますように。

テレビの前の光景といつもの毎日の光景を行き来していると何が現実なのか、混乱してしまいます。遠くて近い場所にいる身としては、普段通りの生活を送って下場で支えることしかできません。どこかでつながってる意識は忘れずに。
同じ船にのっかってるから、動けるものが動かしてかんとね。共倒れで沈没なんて最悪。救えるものも救えない。

ちなみにPC壊れてました。携帯でメールチェックできますが、色々と不便ですね。久々のアナログ生活もよいでしょう。

あ、「堀川中立売」最高でした。こういうあほくさいのん大切やわ。慎介は妖精です。生々しさも緩さも橋の下も京都そのまま。

GWの予定など

もう3月ですね。寒くなったりあったかくなったり、体がついていかないのなんの。加齢をかみしめる今日この頃。

今年は、出費がかさむような予感がしているので、GWはどこにもいかない予定でした。しかーーーし、来年度の会社カレンダーによると、なんと10連休!どこかに行かない手はないでしょう。さらに2日お休みをくっつけて、12連休でネパールに行ってきます。とはいうものの、モーレツに行きたい!これがしたい!という明確な目的はなく、未知のエリアに行ってみたい、手ごろな値段でというなんとなくの動機なんですよね。そろそろガイドブック買わないとなあ。

ネパールにいくならトレッキングはしたいのですが、体力に全く自信ナシ子です。会社まで毎日歩き&週末小山登りを続けると、少しはましになるでしょうかねえ・・・。

んで、今年の夏フェスの面子はやばいっす。フェスをとるか、シルバーウィークの中国旅行をとるか、お盆国内旅行をとるか、非常に悩ましい。ああ悩ましい。

弁当語り

地味に弁当作りを続けております。なんと、年明けは皆勤!弁当作りが生活に馴染んでしまい、あるときから写真撮影を放棄しています。こうして、日記を書いている今も「弁当箱早く洗わなきゃ」「しくった!干ししいたけがない…」など、傍らで考えているわけで。そして日々弁当作りの段取りのことしか考えていないかも。朝は起床から出発まで20分しかないので、この間にいかに効率よく作るか、前日の仕込みが重要になってくるわけですよ。後は日曜日にいかに、安く使える食材を手に入れるかもポイント。

別にマメとかではなく、生活がだらしないことが原因なんですよね。朝はパンのみ、夜は簡単な麺類と決めているので、まともに自分が作ったご飯が食べられるのが昼だけなんです。後は、1人暮らしだと、昼くらいしか食事に集中する時間がとれないし、人と食事できるのが昼しかないというなんとも寂しい理由もあり。

今日は久々に南インドミールス風に、土曜日に習ったばかりの、ココナッツカレーとヨーグルトサラダを携えていきました。どれだけランチタイムが待ち遠しかったことか!カレーをスプーンですくってご飯と一緒に口に運んだ瞬間…、じわじわと幸福が体中に広がっていくのです。いやー幸せでした。終始笑顔。お昼にこんな美味しいものを待たずにタダで食べれるなんて、弁当最高!

こうしている間にもうこんな時間…。早く明日のおかずを仕込まねば。色々と面倒なので、中華どんぶりとヨーグルトサラダかなあ…。いや、チンゲンサイとキノコを炒めるか。おあげを煮付けるか…。ブツブツブツ。

「完全なる報復」

「完全なる飼育」じゃないですよ!竹中直人大沢樹生も出てきません。正真正銘のアメリカの映画です。今週はプレミアシートで鑑賞。プレミアといいながらも料金は同じです。シート広いし、スクリーンも迫力ありました。
さて、映画ですが、冒頭つじつまが合わないところはありながらも、血なまぐさいねっとりした復讐劇と司法の実情が浮き彫りになってきて、これは…と思わせる展開。が、気が抜ける瞬間があったのです。気抜けスイッチがおされてからは、ザ・アメリカンな安心安全シートベルトでハイ、OK。穴かよ!しょんぼり…。人間の業も司法の矛盾も表面をなぞっただけ。まあハリウッドだろうし仕方ないか。インファナルアフェアとオールドボーイにインスパイアされたんだろうかと思う箇所もありましたが。

人生道場

週3回タイカレーの中にいるとスパイス中毒になるのでしょうか?毎日のように果敢にカオソイ作りに挑戦しては負け続けている今日この頃です。やっぱり、現地の味にはかなわん。
忙しいときは気を失いそうになるほどてんてこまいなのですが、お客さんがいないとき、店長と延々と話し続けています。8割くらいは食べ物と旅行の話ですが、たまには人生論などに及ぶことも。やはり人生哲学がある人の話は面白い。つい最近話したのが、人生の「目標」と「目的」について。目的が上位概念で、目的を達成するための手段が目標です。目的と目標が入れ替わることがよくあり、入れ替わったとき、矛盾が生じてしまい、人はふと立ち止まるのです。「あれ?こんなはずじゃなかったのに・・・」。気づいても考えない、はたまた気づかない場合は堂々巡りの繰り返し。
これにはほほーっと納得。仕事でもペルソナを作るときの作業を思い出しました。最上位概念=ライフゴールを決めるのです。その人の生きる目的が何かを推察し、作り上げる作業。上位下位が入れ替わっていたり、曖昧であるとペルソナはうまく機能しないのです。ペルソナを作る作業自体に生き方のエッセンスが詰まっていたとは!なんとクリエイティブな作業なんだ。
自分の目的がなんぞや?といわれると一言でいえませんが、思い返してみると、今って私が想像してた理想の生活なのですよ!好きな仕事でお金がもらえ、旅に出て考え方や生活に触れ、その熱い感覚を共有できる人たちがいる。最近まで、世に名前が出て、友人知人が山のようにいて、見栄えのよい職につき、教養豊富、ジョークで人を笑わせ、あらゆる人から好かれなきゃダメなのかと思ってましたが、そうでもないんですね。完全に「目的」のすり替えが起こっていた好例。「目標」をもっとラダリングして具体的にしていく作業が必要やなあ。
人生道場、タイカレー屋。