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2012年の鑑賞期

記憶はおぼろげですが、観たもの列記。 ほとんど映画館行けてませんねえ。社屋移転したから会社帰りに行きにくくなったもので。あんなに楽しみにしてたムカデ人間も見逃した。 2012だったか2011かも怪しいところ。 新藤兼人監督100才の大往生でしたね。あら…

「完全なる報復」

「完全なる飼育」じゃないですよ!竹中直人も大沢樹生も出てきません。正真正銘のアメリカの映画です。今週はプレミアシートで鑑賞。プレミアといいながらも料金は同じです。シート広いし、スクリーンも迫力ありました。 さて、映画ですが、冒頭つじつまが合…

『ソーシャルネットワーク』

エルトポの興奮冷め止まぬまま、気分は映画モード。近所のシネコンでソーシャルネットワークを鑑賞してきました。 シリアスタッチの映画なのかと思いきや、辛口ななんとも切ない青春群像…。そして、時代の空気と相まって巨大化していく様には大興奮。いやー…

『エルトポ(デジタルリマスター版)』

京都シネマにて鑑賞。10年前にVHSで観て以来でした。スクリーンに製作者のエネルギーがぐるぐると渦巻いておりました。テーマはシンプルなのですが、表現の自由さと独創性の高さには脱帽。ホドロフスキー監督のイメージや思想を具現化するにはこの表現し…

『キャタピラー』

京都シネマにて鑑賞。トイレットの舞台挨拶と重なっていたせいもあって、劇場ロビーは大混雑。当のキャタピラーも満席でした。お客さんは5〜60代の方々がほとんどでした。若松監督の映画を青春時代に観てた方々なのかしら?あー、もう考えることがありすぎて…

「息もできない」

あー、こんなに映画で泣いたのは久しぶりだ。 韓国旅行から帰ってきてまだ一週間もたっていないうちに、衝撃オブ韓国。息もできないくらい内部に溜め込んでいた思いをよくも、ここまで吐き出してくれました…。多数の韓国映画ってエンディングが読める瞬間が…

『鉄男 THE BULLET MAN』

会社帰り、週末だし映画でも…と思い京都シネマに立ち寄ってみました。観たい映画は多々あれど、サービスデーが少ないのでいつも素通りしていた映画館でした。オトクな年間会員の手続きでもしていたところ、目に入ったのが、このポスター。 ノーマークでした…

「大阪物語」

夕暮れ時に大阪駅付近にいると、ふと思い出すのが池脇千鶴主演・市川準監督の「大阪物語」。大阪の市井の人たちを優しく描いた映画です。人生一筋縄ではいかん。池脇さんが本当に可憐でみずみずしい。日常から逃げ出したいけど逃げ出せないもどかしさが痛い…

「マイレージ・マイライフ」

先週水曜日、TOHO二条にて。ジョージクルーニーのセクシーさは、堅物サラリーマンを演じてても零れ落ちるほどでした。出張中にこんな素敵なビジネスマンと一夜限りの…とか、ビジネスホテルじゃありえないし。ラストがね、おひとりさまにはかなり強烈ですよ。…

明日に向かって撃て

バレンタイン!今年もマンション階下ではバレンタインの風物詩を鑑賞。女の子集団がオートロックを押すかどうかモジモジ。今年は二組の集団に遭遇しました。私が把握している小学生のオトコノコは1人だけですが、小さいけれど「ありがとう」と言える気持ちの…

「天使への手紙」

「アジア映画の巨匠たち」を観にシネヌーヴォへ。残りのチケットは2枚。さて、何をみるかな。まずは、インドネシアからガリン・ヌグロホ監督の「天使への手紙」。古くからの慣習が残る村を舞台に、少年を取り巻く少年が大人に素朴な問いかけるたびに、大人は…

「カカバカバ・カ・バ?」

「アジア映画の巨匠たち」2本目の作品。フィリピン人カップルが、ひょんなことから日本のヤクザと中国の麻薬密売人に追いかけられるドタバタコメディ。正直中盤は、だれ気味でしたが、終盤に差し掛かったとたん急激なカーブを描く盛り上がりや奇想天外なオチ…

「トロピカル・マラディ」

「アジア映画の巨匠たち」せっかく大阪まで来たのだからと追加でさらに一本。タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の「トロピカルマラディ」を鑑賞。冒頭で中島敦の山月記一文が流れる。なんだ??タイの山間部に駐屯する兵士と、地元の青年との恋物…

「マニラ・光る爪」

なにやら映画鑑賞にせいがでる今日この頃。大阪アジアン映画祭の関連企画、「アジア映画の巨匠たち」を観にシネ・ヌーヴォへ。韓国のキム・ギヨン監督の「下女」が観たかったのですが、財布を忘れて電車に乗り損ねるという始末・・・。仕方なく出直して、フ…

「ハブと拳骨」

近所のレンタル屋が100円均一キャンペーン中につき、DVDにて鑑賞。終戦後の沖縄に生きるある家族の物語。 家族の絆?バイオレンス? 貧困??戦後はカオスですよ。「生きる=血と汗」。バラック、闇市、キャバレー…パスポートが必要だった時代の沖縄の空…

「ライブテープ」

仕事を駆け足で終わらせ、龍門で鼻水たらしながら海鮮そばを急いでお腹にいれ、チャリで爆走してみなみ会館に向かう。今日は、京都先行上映で、松江監督と主演の前野さんがいらっしゃるとのこと。松江監督の映画、「あんにょんキムチ」からずっと気にはなっ…

「かいじゅうたちのいるところ」

小さいころ、この絵本が好きでした。(持っていなかったけど)少年(マックス)が、いたずらな顔が最後にはおだやかな表情に戻るのですが、子供心にはその展開がゆるせなかったのです!なんや!お前帰ってくるのか?と憤りました。昔から旅願望が人一倍強く…

「Dr.パルナサスの鏡」

キャラメルポップコーンが呼んでいる…。てなわけで二週連続映画を観に行ってきました。お酒が飲めないと物思いにふけることができない俺。体がお酒を受け付けない昨今、映画館でイマジネーションを膨らませる代替行為で満たしているのか??といいつつも、今…

『ドキュメンタリー 頭脳警察』関西プレミア爆音上映

Twitterのタイムラインで流れてきたのが、このイベントを知ったきっかけです。 メモリアル系のドキュメンタリー映画が多いなと感じる昨今ですが、 なぜ、今「頭脳警察」なんだろうと思ったのが正直なところ。 しかも、3部作5時間一挙放映、場所は西部講堂と…

豊田利晃「蘇りの血」(3)

舞台を現在におきながら、 現在のメインストリームから外れた世界でリアルに生きる人たちを 暖かく描いてきた豊田監督ですが・・・。 今回は本当にを寓話を舞台にしてしまいましたね。 よりリアルに人が浮き上がるんだろうなあ。 このココロがぐっさりとえぐ…

豊田利晃「蘇りの血」公開情報

前回の日記で書いた、豊田監督の「蘇りの血」のオフィシャルサイトが公開されていました。 音楽はやはりTWINTAIL!しかも、キャストよりも音楽が先にクレジットされるとは・・・。 豊田監督は親交のあるミュージシャンに音楽を依頼されているのか、 サウンド…

豊田利晃「蘇りの血」

知ってましたか? 映画「青い春」「空中庭園」などで知られる豊田利晃監督(40)が4年ぶりに新作「蘇りの血」(今秋公開)を撮ったことが17日、分かった。豊田監督は「空中−」公開直前の05年9月に覚せい剤取締法違反の罪で起訴され、懲役2年、執行…