「完全なる報復」

「完全なる飼育」じゃないですよ!竹中直人大沢樹生も出てきません。正真正銘のアメリカの映画です。今週はプレミアシートで鑑賞。プレミアといいながらも料金は同じです。シート広いし、スクリーンも迫力ありました。
さて、映画ですが、冒頭つじつまが合わないところはありながらも、血なまぐさいねっとりした復讐劇と司法の実情が浮き彫りになってきて、これは…と思わせる展開。が、気が抜ける瞬間があったのです。気抜けスイッチがおされてからは、ザ・アメリカンな安心安全シートベルトでハイ、OK。穴かよ!しょんぼり…。人間の業も司法の矛盾も表面をなぞっただけ。まあハリウッドだろうし仕方ないか。インファナルアフェアとオールドボーイにインスパイアされたんだろうかと思う箇所もありましたが。