『エルトポ(デジタルリマスター版)』

京都シネマにて鑑賞。10年前にVHSで観て以来でした。スクリーンに製作者のエネルギーがぐるぐると渦巻いておりました。テーマはシンプルなのですが、表現の自由さと独創性の高さには脱帽。ホドロフスキー監督のイメージや思想を具現化するにはこの表現しかないといわんばかり。「身毒丸」ってこの映画にインスパイアされたのかと思う箇所もあり。ウィキみたら、寺山修司もエルトポを絶賛していたようですね。納得。
おどろおどろしい効果音と物悲しい音楽陣って音源化されてないのかしら。
なお、『ホーリーマウンテン』の上演は一週間のみ。忘れないようにしないとです。