辺見庸先生の講演

ダカーポをかなり高い頻度で購入しています。
本編は、ビジネス寄りになってからはイマイチですが、連載ものに読みごたえがあります。
特に楽しみにしているのが、中沢新一の「芸術人類学」、時事評論の「メディア批評」、対談の「ジャーナリストの肖像」。
本物のジャーナリストの顔って、深くて鋭い。それ相応の暴力を持っても太刀打ちできませんな。某金融ジャーナリストなんて、街金の社長にしかみえません。

12年前の辺見庸先生と吉本隆明先生の対談を読みました。近代思想の素地もなく、世論に対しても無知ですが、なんとか理解できる内容。
中で論じられてたジャーナリズムのファシズム化や、世の中の保守化傾向など、大学の時に耳にしてた気がします。国家総監視時代の現在、その傾向が現実になってるんですねー。10年後の社会ってどうなってるんでしょう。


そしたらなんと、28日に辺見庸先生の講演が京都メトロであるらしい。
いやこれは、中間課題の発表おいて行くべきでしょう。

モノカキの顔に刻まれた皺はどのくらい深いのでしょう…。