男子の味

濃度が濃ければ濃いほど、過ぎ行く時間は早く流れていくものですね。今回の三連休はそれは楽しいものでした

日中友好サロンとなりつつある、I兄弟の部屋@森之宮。

本場の中華料理メインに男の手料理を振舞ってもらいました。

お品書きは・・・
・小麦粉の皮にニラと豚肉のあんを包んで焼いたもの
・にんにくの芽と豚肉の炒め物
手羽先としいたけの煮物
・チンジャオロース
・鳥のから揚げマーボーあん

アルコール片手に、料理を作っているのを眺める。
男の子がてきぱきと料理する姿を見るのが大好きです。
男の子が作る料理って、見た目は大雑把なんだけど、
料理のどこかに神経を配っている面が見えて面白いんだよね。
そういう理由で「さらさ3(京都は三条商店街にあるカフェ。厨房、ホールすべて素敵なお兄さん)」に通いつめてしまうのです。

誕生日だということもあって、サプライズのホールケーキ。
ケーキにはしっかりと三本のろうそくが灯されていました。
中国留学準備中のMくん向けたスラング講座
明るくて暖かい場所だったよ。何かの機会にまたやりたいな。
そして、みんなで今年のmidiに行けるといいなあ

翌朝目を覚ますと、
人もいなくなってきれいに片付けられていました。
大量のビール缶とかすかに漂うタバコの残り香。
台所の窓から外を眺めると、澄み切った青空でした。
今日もいい天気だ。
まだ連休は始まったばかり。(続く)

晴れ模様の大阪から一転、京都に戻ると雨。寒い・・・
東京から北京留学時代の友達がやって来ました。
彼女は、帰国後一年も経たないうちに中国に旅立つこととなりました。
今度は赴任です。中国への深い愛を感じます。
積もる話がありすぎて、ついつい家で話し込んでしまう。
このままだと日が暮れてしまう・・・。
思い腰をあげて二条通寺町通を歩いて喫茶スマートへ。
御所南の静けさと寺町付近のレトロ感は歩いているだけで、
こころが和みます。

でも御池通を超えると、さすが三連休。
人の山。波。山。当然スマートにも長蛇の列が。
しかたなく、河原町三条の交差点で明石焼とビールを、
道路を挟んで目の前にある六曜社でドーナツとコーヒーを
いただきました。

あーだこーだ近況報告してるところで、リャンズ登場。
ご存知の皆様はおわかりでしょうが、
ここからはリャンズ祭りの始まりです。
会話無限ループの世界へようこそ。

目をつけてたお店が予約いっぱいだったので、
烏丸にある町屋造りのダイニング「五行」に向かう。
場所をうろ覚えだったせいもあって、筋を行ったりきたり。
店の看板が見えるたびに、リャンズが
「のりちゃん、ココ?ココ?」
微妙にね、プレッシャーをね、感じてしまうのですよ・・・。

やっと「五行」にたどり着く。
二階の窓側席でテーブルとテーブルの間隔も広くて
周りを気にせず会話することができました。
何がおいしかったって、醤油ベースのモツ鍋ですよ。
このお店のもう1つの売りがラーメンということもあり、
鍋の後にいれる麺のおいしいこと。
一回水で締めているので、触感がつるつるしていて、
鍋にいれても煮崩れないのです。

とりとめの無い会話を重ねていくうちに、
(空のグラスが増えるたびに)北京時代の部屋を思い出す。
夜になると、人がどこからともなくわらわらと集まってくる。
羊肉串とチンタオビールを片手に朝までだらだら。
眠たくなったら気ままに眠り、寒くなったらお風呂に入る。
ビールが切れたら、各々が商店で買い足しにいく。
台所の隅におかれたビール瓶も、引越してきた時は
「ボーリングができるね、ワーイ」と可愛らしいものでしたが、帰国前に溜め込んだ本数は軽く三桁を超えていました。
そのほとんどは彼女達と飲んだビールやらワインやら。
いかんいかん何かがフィードバックしてきた。

その後は、リャンズのガイドのもと、祇園付近を夜のお散歩。
鴨川の水面に照らし出される淡い光を眺めながら、
京都の夜は更けていくのです。
締めは、カフェOPALで珈琲とバナナチョコのケーキ。
今日はほんとに食べた。
12時には就寝。

朝始発で帰るはずだったリャンズもしっかり二度寝をし、
その後も三人で過ごしました。
知名度のわりに??な清明神社でおみくじをひき、
鶴屋吉信で和菓子を吟味し、昼食はねぎ料理のチェーン店へ。
ためらいも無く、休みの日は「昼からビールっしょ?」
やっぱりてめーら最高。大好きよ。

<つづく>