:两个好朋友夏天的大宴会

nortron2006-06-23



先週はテストの都合でライブ観賞はお休みしていました。なので今日は久々のライブであります。今日はなんといっても全国ツアーを終えたばかりの重塑雕像的权利です。彼らはツアー終えた後、シンガポールのミュージックフェスティバルに新裤子とともに出演したみたい。


なんで彼らにこんなにもひきつけられるのか…。今まで見てきたライブは数少ないのですが。彼ら以上に五感を刺激されるバンドはいませんでした(あくまでバンドです)。わかりやすい言葉でアジテーションする音楽とは一線を画して、一見偏屈なバンドに見えるかもしれません。でもなんていうのでしょう、吸引力が半端じゃないんです。緊張感を生み出しつつ、その緊張の壁にヒビを入れていく青い炎。氷点下の着火地点。


今日のイベント、やっぱ期待は裏切られませんでした。予想以上!小さな野外ステージだったんですけど、ステージ前にはひとだかり。ワールドカップで閑古鳥が鳴いてるんじゃなかったの!だってしょっぱなからSUBSですよ。つくやいなや抗猫のシャウトですよ。midiで初めて彼らの存在感と説得力の強さに圧倒されたんですけど、ホント純粋にカッコイイ!!!!midiの雰囲気に比べてリラックスムードだったこともあって、抗猫、のびのび歌ってました。本当にカッコイイ!今まで見てきた若手のパンク・ロックバンドの中では群を抜いてます。後で知ったのだけれど、夏にはヨーロッパツアーに出るらしいので、彼ら見れるのこれで最後だった。一緒に連れてきた友達(北京でのライブ初体験)もSUBSをえらい気に入ってしまったよ。彼らは現代中国のキング・オブ・ロックンロールなのです。


SUBSで満足した後は、ゆっくりまったりとLonly China Day。彼らの音楽はバンドの名前ともどもどこかはかなく寂しさが漂います。空気の色がブルーに変わるんですよ。ただひたすら音に身をゆだねるだけ。そしてMade Of Desire。メンバーがほとんど欧米人。音はううーん最近のブリットロックてな感じでしょうか。いやみない音でさらっと聴く事ができました。


フライヤーではワールドカップにあわせてライブを終了させる旨が書いてあったので、もしや重塑見逃したかとヒヤヒヤしていましたが、三杯目のお酒を買って会場にもどるとあらまあ、人がここぞとばかりに集まってきてるじゃないですか!そしてメンバーもチューニングを始めてて胸をなでおろす。本当に彼ら目当てのお客さんが多い。しかもジャンルを感じさせない客層に指示されてる感じです。私の目の前では60歳くらいの方も食い入るように演奏を見てた。


ほんとにライブで見ないとわからないよ、この感じ。ボーカル华东の搾り出すような叫びも2ヶ月前に見た時に比べて鋭利が鋭くなってるし。彼はステージが終わったあと軽い放心状態になっているのが伺える。彼らの音の緊張感について考えてみた。三人の音が全く違うベクトルから一点に向かう集中力。ライブによくある一体感がなく、観客と空間を共有しないことも大きい。観客も彼らに自己を投影して陶酔しない。彼らと観客の間に依存関係がないんだ!カリスマ性に背を向けつつ、自己表現のみが突出してるかに見えるんだけど、かといってスタイルに固執している感じでもない。うまくいえません。とりあえず、機会があったらみてください。


日本に帰ってSUBSと重塑雕像的权利が見られなくなるのが本当に辛い。
彼らよりも、演奏技術の高くて見せ方のうまいバンドは腐るほどいるでしょう。
けど、無骨であっても純粋で崇高なプライドを持ち続けているのでしょうか?
あまえったれた自己主張に終わってしまってない?
生で脑浊見てしまった日にはその思いはもっと深くなるでしょうねえ。
日本でも素敵な人達が地下に潜んでいるので、発掘活動は止まらないでしょうねえ。

  • 【重塑雕像的权利!!!】

地点:两个好朋友
时间:19:30-
出演:SUBS,Lonly China Day,Arrows Made Of Desire,重塑雕像的权利
门票:¥40


《SUBS》
http://www.blogcn.com/user32/subs/index.html


《重塑雕像的权利》
http://www.blogcn.com/user45/rightofstatue/index.html