自分の踊りを踊れ!


音楽関係の会社に勤めている方が、以前言った言葉。
「日本とアメリカで10年かかってつくった環境を僕らは2年で作り上げる」
ハコとソフトが一緒に完成していかないとね。
ソフトというのは、バンドと観客の両方を意味します。
バンドは増えていくだろうし、実際いいバンドもいるから彼らが活動しやすい環境に変化してほしいと心から願います。おねがいしますよー。
疑問に思うのが積極的に音楽を聴くリスナーが増えていくのかということ。
あと2年では無理なんじゃなかろうか…。


ライブに行ってもむなしくなることが時々あります。
もちろん聴いてて楽しいし満足感もあるんですけど。


バンドをやってる子が言っていました。
日本のライブハウスでライブがやりたい。観客との一体感を味わいたいとな。
まあ彼らお客さんが少ないのでしょうがないんだけど(笑)。ライブで学ぶことってすごく多いだろうし、なんやろ、ライブって客とバンドの一騎打ちみたいなところあるじゃないですか?相乗効果でどんどんテンション高くなっていくというか。地下の小さな空間に人がぎゅーぎゅーつまって、踊り狂って、酸欠になって、見上げるとタバコの煙で真っ白になってて…。


日本で音楽好きな子の知識って並大抵じゃないし、ブログ読んでてもこの人ライターか?というくらい巧みな方もいっぱいいます。特別感がない。新しいものが生まれて、こんなん誰聴くねんって音楽もすぐに入ってきて、一番面白いと言ってた方もいましたし。情報は溢れかえってますし、日本人の性質上細部までどんどん深みにはまっていきやすいから市場はあるし。


私が求めてるものが贅沢なんでしょうねー。早く日本に帰れって話や。帰るけど。