10→2

北京の気温は初夏並みでした。
半袖で歩く人もちらほら、風も吹いてなくて快適な一日。

この前ライブで知り合った劉君が近くに来てくれたので、
友達と一緒にお茶しました。
劉君は日中合弁の音楽関連の会社に勤めているらしく、
北京の音楽事情について熱く語ってくれました。
(まあ5割しか理解できなかったけれど)
インディーズ音楽のこと地下音楽っていうんだけど、
彼らの音楽を載せる媒体がないこと。
地下音楽の雑誌を買う人はごく一部で、
一般の若者が情報に触れる機会はごくまれ。
あと北京には純粋なライブハウスはなくって、
バーの中にステージがあってそこでライブする形式。
酒も高いし、始まる時間も遅いから音楽が好きな子達が気軽に
ライブを見に行ける環境ではないんです。
彼らは音楽が身近にある環境を作るという熱い夢をもってて、
日本が10年かかったことを2年でやると豪語しておりました。携帯を使ったメディアで音楽を波及させるとかなんとか。

あとバンドマンが音楽だけで食べていけることは稀。
だいたいみんな副業を持ってる状況は日本でも同じ。
そういえばあのソウルフラワーでさえも音楽だけでは
きついってゆってたなー。
イベント単位でお金が決まってるから、
それを出演バンド数で割るシステムなんだと。
状況によって違うんだろうけどね。
有名なバンドになると桁が違う。でもそんなバンドは一握り。

そう、8月にリンキンパークが北京にやってくるらしいです。
もう北京にはいないけどなー。
自分の会話力がゼロ地点まで落ちてることに驚愕。
聞き取れても言いたいことがいえない。
やばい、このままじゃHSK6級とっても帰れない・・・。