豊田利晃「蘇りの血」(3)


舞台を現在におきながら、
現在のメインストリームから外れた世界でリアルに生きる人たちを
暖かく描いてきた豊田監督ですが・・・。


今回は本当にを寓話を舞台にしてしまいましたね。
よりリアルに人が浮き上がるんだろうなあ。


このココロがぐっさりとえぐりとられる感じが好きです。
そして見終わった後の爽快感。
好き嫌いが別れる監督さんなんだろう。
ともあれ、音楽とともにどう見せていただけるのか、12月が本当に楽しみです。


阪本順治の助監督をされていたこともあるのでしょうが、
関西出身の監督さんの泥臭さが残る感じが好きです。
山下淳弘さんや熊切さんなどなど。
ああ、久しぶりに「どついたるねん」が見たくなりました。


この前10年ぶりに新世界にいったらあまりの変わりように愕然としましたが・・・。