松本清張「小説帝銀事件」

文芸春秋の特集記事を読んで、清張先生の昭和事件シリーズに興味津々。
いてもたってもいられず、旅先でふらっと立ち寄った本屋で購入。
GHQ占領下で起った事件。自分の小説で現実の事件を推理してるんですよね、
主人公になりきって。しかも、かなり際どい描写で。
ただならぬ先生自身の筋の太さを感じさせます。何者よ?!
「昭和の黒い霧」「昭和史発掘」はまた次の機会に。

子供の頃、清張先生のビジュアルに憧れていました。
肉厚な唇と福耳に分厚いめがね。
今、まさにそのお姿に近づいてきている気がします。
徳川家康に近いイメージなのもポイント。

小説帝銀事件 新装版 (角川文庫)

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