[]言葉と再会する

暮らしの手帖、暮らしのヒント集より

『直感を信頼しましょう。直感とは自分のなかにあるもうひとつの声です。
直感と向き合う機会は、暮らしや仕事に潤いを与えてくれます。』

何気ない一言ですが、あらためて言葉で受け取ると胸に染み入るものです。
その言葉が、当たり前であればあるほど。

ユーザビリティ評価を行う中でも、結果の8割方は想定済みの事象なのです。
ですので、こちらが用意したストーリーとのズレを見ていけば抽出しうることができます。
当たり前品質を確保するために、事実を顕在化し共有化することは最低必要ですよね。
ただ、後の2割は一瞬の動作や発言の中に隠れています。
ここに気付くかどうかが、かゆいところに手が届く製品開発の
大きなポイントになってくるのです。
その宝を掘り出すのは、直感と想像力。
人生もまたしかり。
日常業務の中にも生きるヒントが隠されているのですね。

もうひとつ。
『簡単にいかないことは無理をしないで、いつかと決めて、置いておきましょう。まずはかんたんに出来ることからはじめていけば、必ずいつかはやってきます。大切なのは何かを始めることなのです。』

Zuccaのデザイナー・小野塚さんのインタビューも楽しみ方のヒントに溢れていました。
まさに暮らしの手帖。生活の知恵が溢れています。
気になった方は是非一読することをお勧めします。

「暮らしの手帖 第4世紀37号」





「ほころびの壁」
2008.11.22
長崎市

KodacUC100
GR10