京都造形大学学園祭

日々、冬支度が始まっていると感じる京都であります。
昨日は京都造形大学の大学祭に行ってきました。
目的は講堂ライブ。この面子で1000円は安い!

JOY HEIGHTS
(G:百々和宏 Dr:中村達也 G:大友良英 B:tatsu)
Merzbow
灰野敬二

大学の印象は…。雰囲気が、なにやら中途半端。
作品の展示の仕方も中途半端。作品がかわいそうでした。
歴史が浅いからでしょうか?
棘のある突っ張った感じがなくて面白くなかった。
京都大学によく行ってるから余計にそう感じるんでしょうがね。

でもでもライブはすごかったです。

まず一組目の「JOY HEIGHTS
プレイヤーそれぞれのバックグラウンドが異なるせいもあって、
異種格闘技戦の形相。
それの中で際立つのは、やはり大友良英さん。
彼がいなかったら、演奏がうまい、カッコイイで終わる3ピース。
大友さんがなー、うまく音作ってるんですよ。
音の存在感はぴか一、
ですが、ステージ上では目立たず。
(他の3人が男前すぎる…)
ソロパートで絶叫する姿にギター小僧の真髄を見ました。

Merzbow
ズゴイノイズはしんどそうだったので、
山を降りて喫茶店でほっこりお茶をしました。

灰野敬二
初めて観たのですが・・・圧巻。
声に声を重ね、
ギターにギターを重ね
空間が全て灰野色に支配されていました。
全身が音。
肌全体で感じる音。
じわじわ体の芯が熱くなる。

天井を見上げると、彼の頭上に月が見えました。
子宮から真珠大の卵を産み落とした海がめになった気分。

改めて、音楽って頭で聴くものじゃないことを実感します。
体で聴け、体で。
パソコン聴く音なんて音楽じゃねえ。
とはいいつつ、youtubeで灰野さん観賞している矛盾。
あーバンドやりてえなあ。

自由?自由ってなんだ?

ハードな音楽にあわせて、ほっこりと。
表現は自由だ!